Nの転校が発表された。まだ何日か先である。とても悲しい。悲しんでばかりもいられないので、お別れ会みたいなものを開いてやろうよと放課後、彼女が帰った後でみんなに言った。
すると、小学校の同級生のY.Tが、いいわ、やりましょうよと言った。僕は感動して泣いた。T.MかK.SかK,Kだかよく判らないけどその辺りが、まぁいいじゃないか、別に二度と会えなくなる訳じゃないんだしと言った。まぁその通りだ。
その時、K.NかA.Uが明日は英語があるのよと文句を言った。僕は、別に今日やる訳じゃないし、みんなそれぞれの都合もあるだろうけれど仲間なんだから出来るだけ参加して欲しいと中学生日記ばりに言った。
別の日、彼女が書いてくれた地図に従って彼女の新しい家へ行ってみた。電車を降りると底は山間の小さな町だった。なんというか、白壁の似合うような町で、街全体が妙に眩しかった。地図によれば駅からずいぶん歩く事になる。何しろバスなんか無いのだ。僕は黒光りする柱のある商店を覗いたり、鬱蒼とした緑を見ながら乾いた道を歩き続けた。
という夢を見た。