こんな夢を見た。
WWDCに参加する事になった。出発する前に家に両親が来て「まぁ気をつけて」とか言いながら酒を飲んだ。結局遅くまで飲んでしまい、翌朝ズキズキする頭で家を出た。出掛けに母親が僕が読みかけの「十二国記」の下巻を「借りるね〜」と言って持って行ってしまった。
手荷物は金魚の水槽一つであった。行く先々で「かわいいね」と言われるけど、ごく普通の和金である。懐かしいメンバーと合流してバスに乗る。でも外の風景を見ているとどうやらサンフランシスコではなく、シルクロード方面らしく、もうもうと砂煙が上がっている。Bと僕はこういうのもいいよねと荷物をくくり付けたバスの天井で夕日を眺めた。
折角だからとロプノールまで足を伸ばして観光した。
ぶらぶらしていると「日本の方?」と声をかけられた。アラブ系の彫りの深い男が立っていた。WWDCに参加しているデベロッパーだと言う。
「日本は懐かしい」と彼は言った。「昔は私は歌手ですよ。何度も日本に行った」
「へー、すごいねぇ。で、なんて歌?」と言うと彼は出だしを歌ってくれた。
「もしかして」とBがインターネットで検索してくれた。PowerBookで80年代に結構流行った曲のビデオクリップが流れた。
「そうそう。これですこれこれ」と彼が言った。その後ヒット曲に恵まれず、歌手を辞めて今はプログラマーとして働いているそうだ。
僕とBはずいぶん変わっちゃったねぇと言ってPowerBookと彼を見比べた。