こんな夢を見た。
休日出勤で泊まりになってしまった。
翌日母方の法事があるのだけれど、結局仕事が片付かずに参加できなくなってしまった。
夕方、ようやく帰宅して実家に電話してみた。
母は深く静かに怒っていた。
「ごめん、どうしても抜けられなかったんだよ」
「...」
「本当にごめんね」
「...」
仕方が無いので父に代わってもらえるかと聞いたら、受話器を思いっきりどこかに叩き付ける音がした。
そしてそのまま父が出ることはなかった。
恐らく母は受話器を叩き付けたままその場に立ちすくんでいたのだと思う。
仕方がないので僕は電話を切った。
しばらくして実家に顔を出した。父が出てきて「まあ気にするな」と言った。母はいないのかと聞いたら今日は仕事だという。
結局母には謝ることができなかった。
Tuesday, February 14, 2006
中国の学校に入学する事になった。
どうしてだか判らないけれど、僕が日本人である事は伏せられていた。
授業は当然中国語オンリーだった。僕は中国語でノートを取り、中国語で受け答えをした。
ある日、ノートの端に何気なく書いた日本語をクラスメートが見つけた。
「こいつ日本語を書いてるよ?」と彼が言った。
数人の中国人のクラスメートに問いつめられた。
なぜ、お前は日本語が書けるのか?と。
「何か問題あるかい?」と僕は突っぱねた。
内心僕は焦っていてそれしか言えなかった。
それでも彼らはそれ以上追求しなかった。
ノートの前のページを見られなくてよかったと思った。
前のページにはびっしりと日本語が書いてあるのだった。
しばらくしてから僕の後ろの席の女の子が僕の机にやってきた。
「ねえ」と彼女は言った。「今何時かしら?」
「13日」と僕は中国語で言った。
「13時」と彼女は訂正した。彼女はしゃがんで僕の机に肘をついて僕の目を見つめた。
「私ね、判ってるのよ」と彼女は日本語で小さな声で言った。
僕は彼女の瞳の奥を探りながら黙っていた。
という夢を見た。
どうしてだか判らないけれど、僕が日本人である事は伏せられていた。
授業は当然中国語オンリーだった。僕は中国語でノートを取り、中国語で受け答えをした。
ある日、ノートの端に何気なく書いた日本語をクラスメートが見つけた。
「こいつ日本語を書いてるよ?」と彼が言った。
数人の中国人のクラスメートに問いつめられた。
なぜ、お前は日本語が書けるのか?と。
「何か問題あるかい?」と僕は突っぱねた。
内心僕は焦っていてそれしか言えなかった。
それでも彼らはそれ以上追求しなかった。
ノートの前のページを見られなくてよかったと思った。
前のページにはびっしりと日本語が書いてあるのだった。
しばらくしてから僕の後ろの席の女の子が僕の机にやってきた。
「ねえ」と彼女は言った。「今何時かしら?」
「13日」と僕は中国語で言った。
「13時」と彼女は訂正した。彼女はしゃがんで僕の机に肘をついて僕の目を見つめた。
「私ね、判ってるのよ」と彼女は日本語で小さな声で言った。
僕は彼女の瞳の奥を探りながら黙っていた。
という夢を見た。
Subscribe to:
Posts (Atom)